【痛み・潰瘍性大腸炎】股関節の痛みで座るのが辛い

Aさんは一ヶ月前車から降りる際、腰を痛めました。

整骨院に通って痛みの半分はとれましたが、次第に股関節まで痛くなりました。

立ち上がる時や座り続けることが辛かったそうです。

転勤まで一ヶ月、それまでにこの痛みをとりたいと来院しました。

触診すると大腸の反応が強く、聞くと潰瘍性大腸炎の持病を教えてくれました。

痛みの原因の大腸と腰やお尻に鍼をし、

股関節の前面はタオルで下着を隠しながら治療をしました。

3回まではあまり変化がありませんでしたが、

徐々に前屈も痛みなくできるようになりました。

5回目からは治療頻度を週に一度にし、趣味のヨガを再開

そして転勤前日に治療を終了しました。

~担当者から一言~

痛めてから「靴はヒールからスニーカーに、バックはリュックになった」

という話が日常生活の不自由さを物語っていました。

 

【粘膜の不調は免疫力低下のサイン】

粘膜というのは口腔から始まって、連続的につながっています。

それこそ、食道を通り、胃から十二指腸、そして大腸から肛門へ。

ということは粘膜は内臓のバロメーターでもあるわけです。

口内炎、鼻炎、排便後のお尻がヒリヒリ、偶然発生されているわけではなく。

患部粘膜の免疫力が低下している=内蔵の免疫力の低下となります。

口内炎は胃が悪いサインなんて言いますよね。

粘膜が弱っている時は物理的な刺激で簡単に傷がついて炎症を起こします。

だからこそ、水で洗うというのは粘膜を守る非常に賢い方法です。

うがいや鼻うがい、ウォシュレットを上手く使って粘膜を守って、

体の負担を減らしましょう。

 

ミントはり灸院 三ノ宮院