夜中に急に過呼吸と動悸、手のしびれの症状が出たNさん。
不安から救急病院へ行くも、心電図等の検査で異常がみられず病院から帰されました。
元々不眠の症状で困っていたNさんでしたが、
その後も眠れない夜にたびたび動悸がして
不安で朝まで眠れないことが何度か続きました。
鍼もお灸も初めてでしたが、「眠れないと発作が出そうで不安」と勇気を出して来院。
触診をしていくと、耳・鼻を中心に顔の広い範囲に反応が出ていました。
顔周りに鍼とローラー鍼で刺激し、お腹と首のこりにも鍼をしました。
Nさんはあまり期待していなかったそうですが、
1回目の治療の後から眠りにつきやすくなり、
夜に目が覚めてもすぐにまた眠れるようになりました。
~担当者から一言~
こんなに効くならば家族にも勧めたいと、嬉しい言葉をもらえました。
【寒くなってきても熟睡するには】
寒くなるにつれて冷え性の方には辛い季節になってきます。
特に手足が寒くて眠れないという声をよく聞きますが。
その対策として靴下を履いて布団に入る方もいると思います。
実はその行為が「睡眠の質」を下げているのをご存知ですか?
睡眠は内臓の温度を表す深部体温と手足などの
皮膚温の差が少なくなるほうが質の高い睡眠ができると言われています。
実際に眠たくなると手足が暖かくなりますよね。
(子供だとわかりやすく手足が熱くなります)
これは熱の発散が最も効率が良いといわれる
手足に体中の熱を集めて放熱しているわけです。
放熱をして皮膚温と深部温との差を縮めているわけです。
ということは毛糸の靴下で保温することは放熱を妨げることになるので、
深い眠りができなくなります。
浅い眠りだけでは疲れた体を回復さえることができません。
寒いことはいけないことですが靴下に頼らなくても大丈夫なようにしましょう。
筋トレやストレッチをお風呂に入る前にしっかりして、
お風呂でも足首をマッサージしてしっかり温めてみてください。
お風呂から出たら手足は皮膚温を下げるためにそのままにしましょう。
そうすれば、睡眠の質は高まって免疫力などの身体の力がUPするだけでなく、
肌など美容効果もありますのでぜひ試してみてください。
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ミントはり灸院 三ノ宮院でございます。