【自律神経失調症・不妊】自律神経の不調が改善し、妊娠

Jさんは初診時、胸の苦しさなど自律神経の不調を訴え来院しました。

「体調が良くなったら不妊治療を再開したい」と話していました。

触診すると子宮には特に問題なく、耳や鼻、胃の不調が表れていました。

「内臓の小さな不調を改善すると妊娠しやすい体質になりますよ」と伝えると

涙ながらに流産の経験を教えてくださいました。

鍼灸治療を開始して3ヵ月、採卵で5個中4個が胚盤胞まで成長し、凍結。

その後、初めての移植で陽性がでました

妊娠後もつわり、腰痛など体調管理で治療を続け、

逆子になることもなく里帰り出産を機に治療を終了しました。

~担当者から一言~

「家でローラー鍼はどこにしたらいいですか?」と毎回聞いて、

熱心にローラー鍼をしていたJさん。お風呂に浸かっているときにしていたそうです。

 

【自律神経失調症は何?】

この一年間の傾向として自律神経失調症で悩んでいる方が増えています

若い方から年配の方まで、年齢や性別の偏りはありませんでした。

コロナによる感染に関する不安仕事に関する不安、

人間関係に関する不安どれも様々ですが、

どれも先が見通せない状況になっている今非常に日常に生きづらさを感じてしまいます。

「自粛警察」という行き過ぎた同調圧力もストレスの一つです。

 

メンタル的な不調を自律神経失調症と考えている方が多いようですが、

それは違います。

内臓の不調によって、脳の内臓への命令が

間違ったことをさせるためにおこる不定愁訴です。

車で例えると、アクセルを踏んだのに後ろに下がったり、

ブレーキを踏んだのにクラクションが鳴ったりするイメージです。

それぞれの機能は正常ですが、伝達や処理で不具合が生じている状態です。

発症にはストレスはきっかけになることはあっても

メンタル的な要素が原因にはなりません

大事なのは「隠れている不調」を認識することです。

認識できていない不調こそがストレスとなって

メンタル的な不調を起こしてしまうからです。

とはいえ、隠れているので自分で見つけるのは難しいんですけどね。

 

簡単なテストとして片足立ちがあります。

目をつぶってみて、10秒と持たないようでしたら、

もしかしたら自律神経失調症の予備軍の可能性がありますので要注意。

そんなあなたは「自律神経失調症のセルフケア」動画を見て対策してみてください。

https://youtu.be/55wORa5vlOI

ミントはり灸院 三ノ宮院