【生理痛・PMS】生理中も普段通り過ごすことができました

Tさんは約1年前からひどい生理痛とPMS(月経前症候群)で悩まれていました。

ひどい時は学校に行くことができず休んでしまうこともあったそうです。

休まず学校に行きたい、そして4ヶ月後に会社員として働き出すので、

それまでに治したいとの思いで当院を受診されました。

初診で触診すると、子宮だけではなく耳、鼻、胃、大腸に強い反応が出ていました。

話を聞いてみると、生理が始まる前から強い倦怠感で動けなくなる

などの症状もあったそうです。

子宮の環境を整えながら、それ以外の内臓の状態を良くするため

身体の状態に合わせて週に1~2回の治療を開始。

4ヶ月後には生理前の倦怠感と生理が始まってからの腹痛が出なくなり、

痛み止めを飲まず普段通り仕事ができたと喜んでいました。

~担当から一言~

ご自宅でのローラー鍼を使ったセルフケアも真面目に取り組まれていたので

早く改善しましたね。

 

【寝起きから不調になるのはなぜか?】

朝目覚めて、顔を洗っているときから何だか体がおかしいと思うことはありませんか?

頻繁にありますか?

頭痛、咽の痛み、体のだるさ、胃のむかつき、

これから大変な1日が始まるのに「まいったなぁ」っと

テンションが下がってしまいます。

本来休息であるべき睡眠なのに、

なぜ寝て起きたほうが体調が悪くなるのでしょう。

殆どの理由が「睡眠の質」の低下です。

人間の体や脳は睡眠時にのみ回復するようになっています。

浅い眠りは筋肉の回復、深い眠りは脳の回復に使われています。

夢を見る時間が長いと思う人は眠りは浅いので脳が疲れますし、

時間が短い人は筋肉の疲労が抜けきれません。

眠りの質を低下する要因はどこにあるか?

基本的な部屋の温度や湿度であれば外的な要因は少ないです。

枕やマットレスのこだわりはよほどなことがなければ

神経質になる必要はありません。

殆どは体が体に与えるストレス(炎症)が原因となります。

寝る直前で食べてしまうと、就寝中の胃の消化はゆっくりになるので、

胃酸がどんどん出て胃の粘膜がやけてしまいます。

鼻が詰まっていると、口腔は乾燥するのでウィルスが活発になります。

さらに口呼吸は酸素量が少なくなるので、

酸素が不足することで筋肉の回復力が低下します。

他にもたくさんいろいろとありますが、

眠りには眠る前の体の状態が大きく影響するということです。

健康な状態で眠ることができれば、

体や脳は眠りで回復してさらに健康になっていく。

それが健康習慣を作る上でとても大切なことなんです。

ちょっとした工夫で眠りの準備はできます。

寒い冬は布団が恋しくなる時期です。質の高い眠りで楽な毎日を送れるようしましょう。

ミントはり灸院 三ノ宮院